自分の眠りに合ったふとん、思い出が詰まったふとんは、いつまでも使い続けたいものです。羽毛ふとんは、カバーを適宜取り替えて、日々のお手入れや保管方法を適正にすれば10年以上使うことができると言われています。品質のよい製品の場合、20年以上お使いいただく場合もありますが、少しずつ羽毛の膨らみがなくなってきます。
羽毛ふとんを使っていて保温性などがなくなってきたと感じたら、専用の認定工場でリフォームしましょう。
どのようなふとんでも使っているうちに劣化してきます。羽毛ふとんも側生地が劣化(破れや穴あき)し、日々のお手入れが十分でないと羽毛の膨らみ(かさ高)がなくなり、温かさなどもなくなります。
羽毛ふとんのリフォームは、お預かりしたふとんから取り出した羽毛を専用の機械で精製加工します。リフォームの過程で、お預かりしたふとんの羽毛の重量が目減りするものもあります。その場合、新しい羽毛を足して新しい側生地に充填します。
当社は、日本羽毛製品協同組合が認定するリフォーム制度で最高ランクである「プレミアムダウンウォッシュ仕上げ」の認定事業所です。認定には組合の担当者が工場に立ち入って調査を受ける必要があります。「プレミアムダウンウォッシュ仕上げ」とは、ふとんを解体し、中の羽毛を個別(袋に入れた物は除く)に専用洗浄機で水洗いし、羽毛の汚れを取り除き、必要に応じて新しい羽毛を補充した後に新しい生地で仕立てなおし加工をしたものです。